みぞグミBLOG

描いた漫画/読んだものについての感想/日記を置いています。

〔日記〕2020年が終わりました

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日記帳が最後まで書き終わったので、今日やっと自分の中で2020年が終わった気持ちです。
2020年に書いた日記帳は約3冊でした。
どこにでも持って行くしどこででも広げるので、ボロボロで汚い…笑

去年の今頃の日記を読み返してみたら、健康不安とそれに伴う経済不安ばかり綴っていてつらそうだった。
でも、世界はまだ今のようにはなっておらず、行こうと思えばどこへだって行けた頃ですね。

2020年は何もできなかった、とつい締めくくってしまいそうになるけれど、丁寧に振り返れば実は色々なことがあった。

大きな手術も受けた。
ちょうど新型コロナウイルスが流行し始めた頃で、私は手術をしてもらえるギリギリのタイミングだったのだと思う。
この直後、私と同じ手術を受ける多くの人の手術がキャンセルになったと聞いた。
私の疾患は、放っておけば寿命は縮まるだろうけど、今すぐ死ぬようなものではなかった。そういうものだったのに、予定通りに手術をしてもらえたことに感謝します。
治療はまだこれからも続くけれど、中学生の頃から、この疾患にまつわることが自分の最大の悩みごとと言っても過言ではなかったので、自分の人生における一大イベントが終了した、という感じです。
この日のために2年近く準備をしていて、周りの人にもたくさん理解や配慮をしてもらっていたので、無事に終わったことが本当にうれしい。

術前術後の約1か月間、液体しか口にできなかったことも今では信じがたいくらい昔のことに感じる。
術後の痛みも苦しかったけれど、食べたい物が食べられないつらさは、いま当時を思い返しても涙が滲むくらい……。(そんな自分の平和さが恥ずかしいですが…)
未だに私のパソコンの写真フォルダには、「おいしそう」という名前のフォルダが残っている。
この中には、当時インターネットで見つけたおいしそうな食べ物の写真とか情報がしまわれている。
何も食べられない状況の中で、いつか食べられるようになる日を想像してせっせと写真をフォルダに保存していたのかと思うと本当にかわいそうだな……。我がことながら、切なくて泣けてくる。
今は日常生活に困らない程度の制限しかない。幸せだ。

誰もが疫病の影に怯える大変な状況の中で、すぐ死ぬわけでもないくせに不安でポロポロ泣いたり、血管が細いせいで余計な手間をかけたりしていた私に親切にしてくれた看護師さんたちの顔を、誰一人忘れることができない。
そういう人たちが今、見返りの釣り合わない過重労働を強いられている状況を思うと「私はしてもらってばっかりか」と情けない気持ちになる。

自分のことしか考えていない邪悪な人間に、決して豊かではない自分たちのお金がジャブジャブ使われていると思うと本当に気が狂いそうになる。
失われるものの中には絶対に元に戻らないものがたくさんある。
とりあえず今の私の心境は、「次の選挙をふるえて待ちやがれ」です。
気が狂わないよう注意しながら、今できることをしていかなくてはならない。

そのためにもまずは健康第一。
実は、今日も気持ちが悪くて床に転がっている時間が多かった。
最近はまたごはんも食べられなくなってきており、ちょっとまずい。

2021年は強い肉体を手に入れるぞ!
腹筋を鍛え、体力をつけたい。
とりあえず、週に2回、外を走り回ることを第一目標にします。

あとは、漫画やイラストをたくさん描きたいです。
具体的な目標としては、「2015年の自分の生産量を上回る」。
過去の自分を目標にするなんて悲しいですが、2015年が自分の人生における漫画の生産量のピークだからです。
発表時期的にみると少しずれているのですが、2015年は「早川くんはいい子」「最高の孫まみちゃん」を描いたので、執筆枚数は123枚でした。
今年はこれを上回りたい…!
2月に同人誌を出すつもりでいるので、その作業経過などもこのブログでちょくちょく書いていたら、と思います。
私は人に監視されていた方が描けるタイプだと去年学んだので、今年は自ら監視されに行きます。