みぞグミBLOG

描いた漫画/読んだものについての感想/日記を置いています。

新刊のお知らせ/体調について

先日のコミティア開催に合わせ、新刊の通販を始めました。

mizogumi.booth.pm

この夏の絵日記をまとめた本です。
巻末にはおまけ漫画も描きました。

私は必ず何かをやらかす人間なので、本の実物が手元に届くまで気が気じゃありませんでした。
しかし、印刷された本が手元に届いてびっくり!
めちゃくちゃ可愛い仕上がりになっていました…!
これは安心して人に勧められる一冊だ!とうれしかったです。

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タイトル文字が、ささやかながらぷっくりしています。

今まで、時間や予算、経験に乏しく、装丁にこだわって本を作るということができなかったのですが、今回ようやく自分の理想に近い装丁で本を作ることができました!
(もう一個やってみたかったことがあったのだけれど、それは印刷技術的にできない、とのことでそれは残念でした)

いい経験になりました。
作って良かったと思います。
最初は自分が気に入るものができればそれでいい、と思っていましたが、それを誰かも求めてくれるというのはやっぱりすごくうれしいですね。通販の注文をしてくれた方々にも感謝です。

 

 

 

…と、こんなにうれしいことがあるにも関わらず、いま私はつらい気持ちでいっぱいなのです。
ここ2週間ほど、自律神経とか脳の神経伝達とか、なにかそういったものが不具合を起こしているように感じます。
とにかく何の欲求もわかず、エネルギーも枯渇しているような感覚です。
別に何もつらいことがないのに、強制的につらい気持ちにさせられているような感覚もあります。
何もしていなくても息が絶え絶えになり、「苦しい…苦しい…」と言葉が勝手に口を突いて出てきます。

意識があることがつらくて、寝る時間だけが幸せ。夢を見ることだけが娯楽になっています。

こんなおかしなことブログに書くもんじゃないかもしれないけれど、自分でも訳の分からないこの状況を、書くことによって整理して分析できるようになるかなと思い書くことにしました。

私は一体なにがつらいと言うのか、よく分かりません。
もちろん、行動が制限され、常に命の危険にさらされている今の世の中の状況はつらいです。
でも、つらいつらいと言っていたって仕方がないし(口に出すなという意味ではない)、だからこそ自分にできることをしたいし、何かに夢中になったり没頭したりもしたいと思うのに、そのエネルギーが湧いてこないのです。

昨日の夜、通販の商品をポストに投函しに行った帰りに少しお散歩をしたのですが、その時に自然と「私にはやりたいことがある」という言葉が口からこぼれて、泣いてしまいました。
そうだよ…。私にはやりたいことがあるのになんで……。

毎日朝が来るのが怖いです。
何もできない一日が始まるのが怖い。

こういう時、人のおしゃべりを聞いていると少し気分が紛れます。
昨日、つらい気持ちに加えて新型コロナウイルスワクチンの副反応で寒気と発熱があり寝つけなかったのですが、ツイッターのスペース機能でおしゃべりをしている人がいてくれたおかげで眠ることができました。
あとは、何も食べたくないのだけれど、人がしゃべっている姿を観ながらだとごはんが食べられることも分かってきました。
インターネット上でおしゃべりをしてくれている人たちの存在に勝手に命を救われています。

本当になんなんでしょうね。これは。
今はとにかく、「このつらさはいつか終わる。ずっと続くものではない。」と自分に言い聞かせてなんとか生きています。
きっといつか、このつらさを思い出せなくなる日が来る。

せっかく絵日記まとめ本も作ったことだし、もっと楽しく盛り上がりたかったのになぁ。

まだ何の解決の糸口も見えていないのでこの文章をきれいに終わらせることはできないのですが、徒然なるままに書いてみました。

 

漫画が描きたいな。
自分が喜ぶような漫画。
もしかしたら私は、どうやったら自分を喜ばせることができるのか、意外と知らないのかもしれない。
してほしいことが分かれば、すぐに救ってやれるのになぁ。

でも今日、少しだけ机に向かって漫画のキャラクターを描けたよ。