３日間くらい脳が痺れているような感覚が消えない。
日中ずっと眠ってみても、あたたかいお湯に身体を浸けてみても、ハーブティーを淹れてみても、まだじわじわと思考をぼかしてくる。
人がしゃべっているのを聴いているとほっとした気持ちになる。
だけど自分が話すとなると言葉が全く組みたたなくて、反射的に出る「分かりました」「そうですね」のような音しか出せない。
自分の書いた文章を読み返しても全く意味が分からない。
困った。
悲しくてポロポロと涙が出てくる。
とても困るので、日記帳に今の気持ちや思考を書いてみた。
抽象的なことしか書けなかった。
書くためには、もう少し感じたり考えたりする時間が必要なのだと、本当は分かっていた。
でも少しでも脳のしびしびをとるために書いてみた。
一生懸命、漫画を完成させたいとがんばっている私がいる。
同じ時、他の誰かも何かをがんばっている。
同じ時、誰かはがんばり終えて休憩している。
私が漫画を描くことに集中したいと思っているとき、世界はずっと動いている。みんな動いている。
この世界に私はひとりぼっちじゃない。
みんな自分の人生を生きている。
だから私の余裕のない時に、望まないことや不測のことが起こることだって当たり前にある。
こういうことに、スマートに対応する術を身につけたい。
脳のしびれは、抑圧している思考や気持ちが、ウズウズと蠢いているせいかもしれない。
だけど私はまず、今描いている漫画を完成させたい。
描けている分の原稿をパラパラと見る。
一生懸命描いていると思う。
完成させたい。
描き終えたら、ちゃんと考えるから待っててほしい。
がんばるぞー！
日記帳だけでなく、noteもやっぱり抽象的になってしまった。
自分の書いた文章が読めないので推敲もできない。
でも、少しだけ脳のしびしびがとれるかもしれない。
ここにも場所があってよかった。
