〔日記〕まだなわとび跳べていない

5月25日（月）

「自転車屋さんの高橋くん」２巻発売キャンペーンのくじびきを引きたくてアニメイトまで行った。
短縮営業中という情報を入れていなくて、営業開始時間より30分くらい早くに到着してしまった。
その場で待っていようと思ったけれど、開店を待つ行列ができていたので近くのスーパーに行ってお昼ごはんを買って時間をつぶした。この暑さなので傷んでしまうものは買えない。
他にも新刊を何冊か買った。
ツイッターで見ていて可愛かった『猫の菊ちゃん』も買った。

猫の菊ちゃん保護猫カフェからやってきた、引っ込み思案な「猫の菊ちゃん」と「老夫婦」がおくる、優しくて愛おしい、幸せな毎日。Ｔｗｉｔｔhonto.jp

読んでいると、「アハハ、かわいいよー」と何度も声に出てしまう。
猫のちんまりしたかわいさがリアルに伝わってきて、ものすごくかわいい。
実家で買っていた猫は全然ちんまりしていなかったので、祖母の家の小柄な猫を思い出す。
時々菊ちゃんが人間の形になる描写が面白くて笑っちゃう。
菊ちゃんが初めておじいさんとおばあさんのおうちに来た日のエピソードが可愛くて、そしてちょっと切なくて泣いてしまった。
菊ちゃんのエピソードを読んでいると、不思議と自分の幼少期の細かい記憶が呼び起こされる。大人に気付いてもらえなくて悲しかったこととか、「わたしも」って言えなくて胸がしゅしゅ～～ってしぼんだ時のこととか、好きな大人達にちやほやされてうれしかったこととか…。

夜は電話で漫画の話を聞いてもらった。
私の中にあるもの、私から自ずとにじみ出てくるものってなんだろうな…。

5月26日（火）

焦りと落ち込みに支配されていた。
私には、「学歴コンプレックス」じゃなくて「ちゃんと学んでいる人（に対する）コンプレックス」があると思う。大きな大きな尊敬と、大きな大きな羨望。
くだらないことだと思いつつ、たまに人と比べてしまっている。自分の劣等生を必要以上に感じてしまう。

5月28日（木）

なんとかレポートを3本提出した。ねむい。
通勤していた頃は6時間眠れていれば御の字、くらいに思っていたのに今はそれではとても足りない。
8時間睡眠が基本で、6時間だと頭のはたらきが鈍いのをすごく感じる。脳にもやがかかっているようでうっとうしい。

もう髪の毛を整えてもらいたい…。
お風呂上りのドライヤーかけたての姿が野獣に見えて一瞬驚く。

獣医師の太田快作先生のドキュメントを観てものすごく感銘を受けた。
先生のされている活動だけでなく、優しさのにじむ振る舞いと毅然とした態度、頼もしさと柔らかさのバランスにとても憧れを感じた。こんな人になりたい。
しばらくはこのことしか考えられなかった。
10年後20年後の自分についても考えた。

5月29日（金）

朝からパン屋さんに行った。
最近パン屋さんに行くことが娯楽になっている。
パン屋さんがこんなに楽しい場所だとは知らなかった。
行くたびに違うパンの顔ぶれ。行く日、行く時間によって会えるパンの種類が違う。
食べたいパンがなくて残念…と思うこともよくあるけれど、「こんないいパンがあったのか！！」というワクワクもある。
お世話になっている人にもパンをあげようと思い、ドアノブにぶら下げておいた。

お昼は河原のそばの公園に行った。
いつもは子ども達でにぎわっているが、お昼時だからか人がほとんどいなかった。ほどなくして子ども達が集まり始めたので私は移動した。みんなおうちでお昼ごはん食べ終わったのかな。

自転車の鍵を折ってしまい、自分のアホさに気分が沈んだ。
自転車の鍵って折れるんだ……。

5月30日（土）

家のドアガラスを割ってしまい、もういい加減にしてくれと思う。
自分で調べてみた感じだと、おそらく修理に4万円くらいかかる…。もうやめてー！！

スーパーでマスクがそれなりの数売られていた。（その近所のドラッグストアは品切れだった）
このスーパーは、各所でトイレットペーパーが品薄になった時にも普通に売っていたので何気にすごいスーパーなのかもしれない。
こじんまりとした生活用品のスペースに普通に置いているから盲点になっているのかな。
私はまだあるけどマスクがないと言っていた人がいたので1セットだけ買った。