みぞグミBLOG

描いた漫画/読んだものについての感想/日記を置いています。

〔日記〕勉強にならない失敗

今日は、松虫さんにもらったプリンを食べながら、本や雑誌を読んだり、プロットを書いたりした。

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インタビュー記事目当てに買ったBRODY最新号の、小栗有以ちゃんのグラビアがめちゃくちゃ可愛かった。もう高校卒業なのかぁー。

書店の通販や個人通販サイトで買った、エッセイや小説の同人誌が何冊か届いていたのでそれも読んだ。

その中の一冊は、小説という体をとったほぼエッセイで、恋愛や異性関係をテーマとしたものだったのだけど、なんだか内容の気色が悪くて、買って失敗したな…と思ってしまった。
その著者の日常エッセイはもともと結構好きで、サイトで販売している有料のものも読んでいたから、まさかこんな気持ちになるとは思わなかった。
めちゃくちゃ言いたい放題言ってしまうが、こういう「自分勝手な自分を、ダメだと思いつつ、でもダメなところ含めて愛してしまうんだよなぁ」みたいな人間にはなりたくねえな、などと思った。

こういった状況でなければ基本的に本は店頭で買うため、その場で中身を確認しやすい売り方をしている文章の書籍は、あまり失敗することがないから、少し新鮮な気持ちになった。
まあいいや、勉強になったと思おう、というふうに落とそうとしたけど、基本的に本屋さんの店頭で中身を確認して買えるならこのような失敗はしないわけで、そう考えると勉強できる部分は特にないか、と思った。まあこういうこともある。

別のもう一冊のエッセイは、めちゃくちゃ面白かった。
文章も内容も面白いし、構成がめちゃくちゃうまくて、全編余韻が美しくて最高。
SNSで見かけて偶然知った方なのだけど、この人の文章を大量に読みまくりたい。
それなのに、エッセイの中で「自分は才能がないから書けない」というようなことを言っているで驚いた。天才なのに…!?
こんなに才能があって、面白いことを書ける人でも、そんなことを考えるのか。
最初からずっと面白い文章をかましているのに、それでも読み進めるうちにどんどん文章が磨かれていくのが分かって、「これが才能…!」と思った。
私には才能がないけれど、書き続けていく希望のようなものも勝手に感じた。
この方の日記サイトの存在も知ることができたので、これから毎日、少しずつ読んでいけるのが幸せだー。

奥付に、「感想、お便り待っています!」と書いてあったので、読み切ったあとにすぐ感想を書いて送った。