限界を迎えた日の朝
パートに行く日の朝、起き上がったベッドの上で「もう限界だ」と思った。
身体が重くてだるい。休みたい。ていうか、毎度パートの仕事後に昼寝をしているせいで原稿の進行が遅れているのでもうパートを辞めたい。このままベッドにもぐって眠ってしまおうかな…と思うものの、今日は私ひとりの人員配置で割り当てられている仕事がある。パートの仕事のみんなの顔が頭に浮かぶ。行かなくては…。
何も考えずに無心で支度をした。
身体がだるいのは鉄分不足かもしれないと思い、仕事に向かう道中のコンビニで鉄分補給ドリンクを買って飲んだ。
そうしたら、やや元気になってきた気がした。糖分が効いたのかも?そのまま何とか出勤し、無事に仕事を終えることができた。
帰りはお魚屋さんで好きなものを何でも買っていいことにした。ねぎとろ丼、メロの照り焼き、稚鮎の天ぷら。これらを抱えてウキウキと帰宅したものの、最近食欲がなく、半分も食べ切れずに残りは夕飯に回した。
昨日17時間寝たのでさすがに今日はパート後の昼寝はせずに済み、原稿の下絵に集中できた。
そして、どうしてもしゅうまいを包んで蒸さないと気が済まないという気分になったため、夕方にスーパーへ出かけてしゅうまいを作った。
今朝、「もう限界だ」と思ったけれど、しゅうまいを作る気力とエネルギーはある。私は今、すべてのゲージが限界値まで減ってしまっていると思っていたけれど、むしろ思うように執筆に時間を使えないことなど、満たされぬ欲求のゲージがあってつらくなっているのかもしれない。パートの仕事も漫画の仕事もバリバリやれたらいいのになぁ。
今日一日が終わりかけているころに思ったことは、「今日ちゃんとパートの仕事に行ってよかった」。
たくさんの人にお世話になっているし、辞めるなら「漫画の仕事が忙しくなってしまった」という理由で辞めたい。「それなら仕方ない」とみんなにちゃんと見送ってもらって辞めたいなぁと思う。
パートと漫画の両立
パートの仕事を始めて1か月半が経った。先日、無事に20話の原稿も完成させ提出することができた。
これは、パートと漫画の仕事の両立ができていると言ってもよいのではないだろうか…!とてもうれしい。
ただ、「パートに出かけて動いているから」と言い訳をして家でほとんど運動をしなくなっている。パートに行かない日は万歩計の歩数が30~100歩程度。ストレッチや体操などもやらなくなってしまった。
パートと漫画の仕事を両立しながら身体も整えて生活をするというのはなかなか大変なことだ。
朝の活動
友だちと待ち合わせて朝の10時からノンタン展を見に行った。
ふわふわの毛並みの大きなノンタンが会場の入り口で眠っていて可愛かった。
館内は子どもが楽しめそうなしかけがたくさんあって、プロジェクションマッピングであちこちに現れるノンタンの姿を追う子どもや作中の再現をしたブランコに乗る子どもに立体絵本に夢中になる子どもなど、みんなが各々楽しむ姿が見られた。
館内中ほどに2mくらいの大きさの立体バースデーケーキと写真を撮れるフォトスポットがあり、4人組(大人3人子ども1人)の家族らしき人たちが「誰かに撮ってもらわないと全員写れないよー」と話していたので「私撮りますよー」と声をかけ、カメラを受け取った。真ん中に立たされたまだ小さな子どもはじっとしない上にまったくカメラの方向も見ず、私と友だちはふたりで「こっちだよー」「おーいおーい」「こんにちはー」などと一生懸命声をかけてみたけれど、結局きれいな形での写真は1枚も撮れなかった。
でも、私がカメラを構える前で、かわいかろうとつけられたカチューシャを外しどこかに歩いて行こうとする自由な子どもの一挙手一投足に困ったり笑ったりしている家族(多分)の人たちの表情がそれぞれにとても豊かで、いい写真がたくさん撮れたなぁと私は思った。
他にも、子どもとふたりで来ている大人の人からスマホやカメラを預かって何回か写真を撮影した。ノンタン展に来ている子どもたちはかなり小さな子が多く、誰一人としてカメラに目線をくれたり笑顔を向けたりしてくれなくて面白かった。
お返しに私と友だちとノンタンのスリーショットも撮ってもらった。

アミューズメント感のある展示もかわいかったが、やっぱり私は原画展示のコーナーが一番楽しかった。作者のキヨノサチコさんの作業机も見られた。この、作者の作業風景を再現する展示って好き。
作者の方は長くハワイに住み、そこで執筆されていたということが紹介文に書かれていて驚いた。ノンタンはハワイの地でえがかれていたのかー。
展示を見たあとは併設のグッズコーナーで図録などを買い、ノンタンカフェでごはんを食べた。これだけ楽しんでもまだお昼の12時。私も友だちも仕事があるので解散し、私はカフェに入って最終話のプロットを書いた。すごく集中できて、いいものが書けたと思う。
朝から活動するって最高だ~。
最近友だちと朝に集まって早めに解散することにはまっている。
先日も、カフェでモーニングを食べたあとに10時からやっている占い屋さんに行き、お昼には解散してそれぞれの仕事に集中した。
パートの仕事のおかげで午前中に起きる習慣が身についたから、日々にすごく充実感がある。



早起きと労働に成功し、この日はいい一日だった。

しかし、徐々に様子がおかしくなっていく。

一目で「かわいい!」と心が奪われた。











