おととい、中華屋さんでおいしい麻婆豆腐を食べた。
麻婆豆腐全体の感想としては、辛さが弱くて甘さが強いため、私の好きな麻婆豆腐のタイプとは違うな～…という感じだったのだが、でもとにかく、なんか、麻婆豆腐の豆腐部分がすごくおいしかったのです！！！！！
きめ細かくてなめらか。しっかりとした大豆の味の中にミルクっぽさがあってすごくおいしい。とてもまろやか。
このお豆腐の味をもう一度味わいたくて、今日の帰り道にも同じ中華屋さんに立ち寄る。
あと私は、美味しいものを食べると「分析したい！」という謎の気持ちになるので、すぐにもう一度食べたかった。
ちなみに、料理方面に全く明るくないので分析能力はゼロです。気持ちだけがある。
メニューを見ながら、前回気になった小籠包も頼んじゃおうかな～と思ったけれど、なぜだか小籠包より150円安い餃子を頼んでしまった。
こういう時に、自分、いま色々と余裕ないんだなぁなどと思う。でも餃子も好き。
今日食べた麻婆豆腐は、おととい食べたものよりなんだかおいしく感じた。
一口目を食べた時に、「これこれ～！」という気持ちになった。
甘みが強いということは砂糖が多く使われているのかな？ということは、砂糖の中毒性が脳に「これこれ～！もっとちょうだい！！」みたいな信号を出しているということか？などとつまらないことを一瞬考えてしまったけれど、美味しいから心がよろこんだんだと思うよ。
おとといは豆腐の美味しさに全部持ってかれてしまっていたけれど、よくよく味わって食べてみると、この麻婆豆腐の美味しさとは何なのかが段々つかめてきた。
この麻婆豆腐は、素材一つひとつの味がよく分かるんだ。
そんなに色んな具材が入ってるわけじゃないシンプルな麻婆豆腐。
だけど、お豆腐、椎茸、鷹の爪、それぞれの味が調味料や熱に潰されてない。
これがおいしさポイントだ！！
思わず厨房にいるおじいさんを見つめてしまう。
今週は、あまり自分のやりたいことをやる時間が取れないフラストレーションと疲労で気持ちが殺伐としていたのだけれど、おいしい麻婆豆腐と餃子をおなかいっぱい食べて少し気持ちが落ちついた。
お店を出ると、壁に沿って花かんざしの鉢植えが並んで置いてあることに気がつく。
花かんざしは、大好きな花のひとつだ。
イヤだけど、また明日もがんばるか～～という気持ちで電車に乗っておうちに帰った。
